1991-09-05 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
○斎藤栄三郎君 証券会社がそれぞれ自分は商工債券をやるとか興業債券をやるとか、それぞれ持ち分がありますから、それは全部の証券会社がやっているとは思いませんが、私自身もワリコーをほんのちょっぴり持っています。それは、かの四社から比べればもう太平洋の真ん中に落とした一滴の水ぐらいの少量買ったことがありますけれども、証券会社によって皆取り扱う商品が違いますからね。
○斎藤栄三郎君 証券会社がそれぞれ自分は商工債券をやるとか興業債券をやるとか、それぞれ持ち分がありますから、それは全部の証券会社がやっているとは思いませんが、私自身もワリコーをほんのちょっぴり持っています。それは、かの四社から比べればもう太平洋の真ん中に落とした一滴の水ぐらいの少量買ったことがありますけれども、証券会社によって皆取り扱う商品が違いますからね。
非常に苦労しておりまして、利付興業債券につきましては、これはまず金融機関、法人向けが主でございますので、これは私どもが直接相対で全国の金融機関、機関投資家に電話し、出向き、お願いして買っていただいております。ほとんど証券会社経由はございません。それから、利付の中にもワイドというのがございまして、これは利回りがよろしいものですから、割合にお客様が来てくださいます。
それで、私ども自身も利付興業債券を販売させていただいておりまして、長年の取引があるきっちりした信用金庫でございますので、その担当の部長はこれが三千五百と三百というような点に思いが至らなかったことと、それから担保余力がある程度ありましたものですから軽微ということで考えた。今にして思えばこれはもう非常なうっかりでございますけれども、そういうことでございます。
そしてまた有価証券もかなりお持ちで、しかも金融債としては、興業債券ほかというところで七十四億お持ちになる。それから事業債としても一億四千九百万円ですか、お持ちになっておる。どういうようなところをお持ちになっておるのか、ひとつお伺いしたいのです。
○山本参考人 有価証券で保有をしております対象は、金融債といたしましては興業債券あるいは長期借用債券、日本不動産債券、東京銀行債券、商工債券、農林債券、こういうものでございまして、あとは国債あるいは政府保証債、鉄道債券、公営企業債券それから電力債、電信電話債券、こういうものでございます。
当時、国債市場がないということもございまして、この国債を求めることもできずに、たとえばやむを得ず郵便貯金ないしは銀行預金という形でもって運用していたというようなことなど、この余裕金の効率的な運用ということを制度が妨げているのではないかということでございまして、他の道路関係公団のように、たとえば国債よりも有利な例といたしましては、割引興業債券といったようなもの、これは年七分四厘程度の利率でございますが
余裕金につきまして申し上げますと、先生おっしゃいましたとおり、銀行預金あるいは国債、地方債、鉄道債、電信債というような債券を買うことに相なっておるわけでございまして、これは四十五年末におきまして、金融機関への預金が二百五十三億九千六百万、国債が二億九千四百万、電信電話債が一千九百万、それから割引農林債券が四億四千四百万、それから割引長期信用債券が一億八千九百万、割引不動産債権が一億九千万、割引興業債券
それから、そのほかの償還期の到来までに期間の長いものにつきましては、できるだけ有利な債券を購入いたしておりまして、たとえば農林債券とか、興業債券とか、長期信用債券とか、政府の保証になっておりますような比較的高額にしてかつ安全なものを購入いたしておりまして、これが約五三%でございまして、三十七億九千万ばかりになっております。
○小山説明員 金融債の会計が百三十四億でございまして、そのうち、農林債が七十五億、それから割農が三十六億七千万、それから興業銀行の債券が四億七千万、割引興業債券が二億八千五百万、長期信用銀行の債券が一億五千七百万、割長が十億四千八百万、それから商工中金の債券が三千三百万、同じく割商が九百万。
たとえばその農林債券はそのうちの幾ら、これらはあとで資料としてもらえばいいのですけれども、農林債券ばかりではなくて、興業債券だとか、あるいは電信電話債、鉄道債、電力債、交通債、地下鉄債、そういうようなものがあるわけでしょう。大部分といったってわからないわけなんですよ。どうなっているのですか。大体数字がわかりますか。
私のところにはこういう例があるというので、九州地方のある相互銀行に割引興業債券を買ってくださいといって持っていった。よろしい買いましょう、二百万円買いましょう、ただし百万円は定期預金をしてください、こう言われたというんです。そうすると支店長は、競争になっているものだから、百万円の定期預金をするにしても二百万円の割引興業債券を買ってもらったほうがいいということで、そういうことが起きておる。
このことにつきましても、商工中金の金利の引き下げとかあるいは——私は今年はできませんでしたが、商工中金の金融をもっと力強くするために、いままでの商工債券が、いわゆる割興、割長——興業債券、長期信用債券と同じ利率であることは、実情に沿いません。四、五年前は、商工中金の債券、割高は、他の大銀行の債券よりも金利を高くして金が集まりいいようにしてあった。
こういう効率的な運用ができたということは、やはり、この郵政省の資料にもありますように、戦前は勧業債券、興業債券、北海道拓殖債券とか、あるいは日本無線、満州電電、台湾電力に至るまで、東洋拓殖債券とか、かなりこういう社債等に運用できたからこういういい利回りで運用できたと私は思うのです。
ことに、言い過ぎてまことに恐縮でございますが、興業銀行のごとき、興業債券は地方へ引き受けさせる、しかし地方への還元の場合には一向円滑にいかないということが、地方銀行等からも言われることでございます。つきましては、吸収するだけでは困るので、これを地方に還元していただくということが必要であろうと思うのでございます。
なぜそういうことを申すかと申しますと、御承知の通り、割引興業債券——あるいは商工中金もございますが、割引債券につきましての課税というものは、過去何十年と非常に検討した問題でございます。御承知の通りに一時預金に対しまして源泉課税と申しまして、預金利子の半分あるいはそれ以上、五〇%、六〇%近くとっておったときでも、割引債券に対しての課税を行なわなかったわけです。
これらに対しましては、政府から中小企業金融機関を通じて融資をすることは、その道がありませんので、あるいは長期信用銀行、あるいは興業銀行などの機能を活用いたしまして、これらの機関が発行いたしておりますところの興業債券あるいは長期信用債券等の発行を容易ならしめるような環境を作りまして、これらの興長銀資金、あるいは市中の一般の銀行等の融資能力を動員いたしまして、大企業に対しても遺憾なき処置を講ずることにいたしております
こういう点について大蔵省あたりでいろいろ制限をしておるのだろうか、今利率の点なども、いろいろお説がありましたが、農林債券との問題、興業債券との問題、いろいろあると思うのですが、同じような内容のこういうものといろいろ比較してそうして商工債券というようなものが、どうも金利を上げておる要因というものが多い。それとほかの債券と比べてもっと下げるという努力をする必要がある。
政府の財政援助につきましては、現行の東北興業株式会社法には、東北興業債券の元利の支払いについて、政府が保証し得る規定がありますが、この規定は法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律の規定によりその効力を停止されております。
○説明員(小林忠雄君) 東北興業の債務の総額は、三十一年の一月三十一日現在で、社債、東北興業債券の未償還額が四千四十二万三千円、借入金が二億二千三十九万五千八百九十円ございます。そのほかに福島工場の増設の追加工事費の未払金が六千三百三十万九千円ございますので、債務を合計いたしますと、二億六千二百三十八万三千二百六十八円となっております。
今回政府におきましては、同会社に東北地方開発発の一環としての使命を一層積極的に遂行させるのを適当と認めるに至りましたので、同会社の事業資金の調達に万全を期するため、同会社の発行する東北興業債券の元利の支払いについて政府が保証をいたすことを必要と認めるものであります。
すなわち昨年十一月ころより償還期限五年の長期信用銀行債券が発行されておりますることに伴いまして、この際、社債の払い込みについての規定のうち、戦前の興業債券、勧業債券等を整理するとともに、長期信用銀行債券で、償還期限が三年をこえるものについては、千分の二の軽減税率を適用することといたしております。
に対しまして社債等の元利についての保証をしてはいけないという法律ができましたので、そのために、せっかく東北興業株式会社にこういう社債等を発行したときに保証を政府ができるような規定がありましたのが、現在は死んだ形になっておるのでございまして、それで今回は特にこの点を改正願いまして、法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律第三条の規定にかかわらず、国会の議決を経た金額の範囲内において、政府が東北興業債券
本法律案は、東北地方の振興をはかるため同地方の殖産興業を目的として設立された東北興業株式会社の使命を一そう積極的に遂行させるため、同会社の発行する東北興業債券の元利の支払いについて政府が保証できるよう、必要な改正を行わんとするものであります。 本法律案は、去る二月十一日本委員会に付託されて以来、商工委員会との連合審査会も数回開き、慎重に審議いたしました。
されておりますもろもろの法律案を見ますと、政府保証ということが大へんはやって参りまして、つい本日の本会議でも可決せられました東北興業株式会社のような——通ってしまったから少し悪口を言うてもいいかもしれませんが、はなはだ怪しげな特殊会社に東北六県の公共団体のみならず民間資金が入っている、この点は商工中金と同じようなものでありますが、かような東北興業のような、政府保証をしても果して立つか立たぬかわからぬような東北興業債券